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前作「かまいたちの夜」の続編。とは言うものの、
今回は「以前にそういうゲームが発売されたが実は物語でした」という内容の続きで、
登場人物はほとんど同じなものの厳密に話の続編とはいえないかも。
感想としては
一つ一つの質は高いもののいかんせんボリュームが少なすぎる感があります。
そして少々単調。
フローチャート埋めで、チャートマップで作業してしまうと作業時間数も減ってしまい、サウンドノベルというよりチャート埋めに終始
してしまうとゲームとして違う楽しみ方になってしまったかも知れない。
と言いつつも同じような流れをまた読みなぞるの結構苦痛なものだ。
サウンドや視覚効果は前作から考えると格段の進化がみえるが、
シナリオの広さや深さではそう変化がないように思えるところが不満だ。
ゲームを終えるためのプレイ時間数も短く感じる。
シナリオもいろいろあるとはいえるが、前作のようにアクションあり、推理ありと言うのではなく、
猟奇事件一辺倒で進む感じだし、全員が助かったりするような分岐が多かったりするような、
プレイでの幅広さが感じにくかった。
とは言うものの、集中的に連続的にプレイしていたし面白いことはまちがいはない。
もし時期的にも夏休み中これを楽しみつづけるだけのボリュームがあったらと思う。
わらべ唄篇:
本編。推理を行う割には選択の余地は少なく感じる。
よくできてると思いつつ、途中で意味も分からず他の人間の性格が豹変するのはシナリオ的に面白いのだろうか?あまりわからない。
ジョークのエンドやいろんなエンドがあるものの中途半端な気がする。
(「パパ」は怖かった)
底蟲村篇:
全体的にグロい。SFというか特撮物のようなシナリオの進みかただ。
虫が苦手なのでハッピーエンド的なものがほとんどないし、
選択肢はあっても、進む内容が同じようなものが多い気がします。
陰陽篇+サイキック篇:
霊が乗り移ったり、超能力を覚醒させたりといろいろあるが、
どうやっても救いようがないエンディングに進んでしまうのがちょっと・・・。
僕の恋愛篇・僕の青春篇:
ブラックジョークシナリオ
官能篇:
サウンドノベルシリーズ名物?ピンクシナリオ
洞窟探検篇:
パズルは答えに気付けば結構簡単なものが多い気がする。
(ノストラダムスは少し気付かなかったです。)
※ラブテスター篇はやっていませんのであしからず。 |