動戦士ガンダム43話目感想 <ファーストですよ>
2006 / 07 / 07 ( Fri )
第43話「脱出」
名古屋テレビで放送されていた
ガンダムの再放送もこれで終了。
・ガンダム対ジオング
オールレンジ攻撃を仕掛けるジオングに対して
まずはガンダムがジオングのスカートに一撃。
その後、ガンダムは近接射撃でジオングのメイン武装の腕を破壊。
・アムロ、近接攻撃を仕掛けた理由
アムロ
「こう近づけば、四方の攻撃は無理だな、シャア」
「なぜララアを巻き込んだんだ?」の詰問。
(戦闘上での攻撃を交わしていた結果もありますが)
シャアに直接詰問するため。
この後ボディーにも直撃を当て、
ジオングもガンダムの腕をシールドごと破壊。
依然、一進一退の攻撃が続く。
・ホワイトベース敵の猛攻に着艇
ホワイトベースがエンジンに攻撃を受け
着艇を余儀なくされる。
この辺からもう戦いと言うには
泥沼の戦闘が・・・。
カイ「うわぁ、ホワイトベースのエンジンが両方とも」
ハヤト「うわぁ、乗組員のみんなは」
ブライト「カイとハヤトには援護を頼む」
フラウ「はい」
ブライト「フラウボウも拳銃を」
フラウ「はい」(声の調子を変えて)
ホワイトベースは都合2回白兵戦を経験する事に。
(一回はランバ・ラル戦)
・ジオング大破、しかし・・・
当時ジオングで驚いたのが
頭が脱出ポッドとして、そして単独で戦闘が行える事でした。
よく考えればコア・ファイターも単独で行動できるのに
ジオンにその技術が出来ないとは言い切れないわけで。
・「たかがメインカメラがやられただけだ」
子供時代、頭がやられれば爆発すると思ってました
・敵味方双方、戦闘消耗が激しく。
ジオング大破の報をジオン司令部に連絡が届き、
各地出の被害がさんさんたる物に。
キシリアは脱出を試みる。
・各員、白兵戦に突入
カイ「まるでありじゃねえか、あっちこっちと」
ブライトさんも武器を持ちつつ指示
・ラストシューティング
アムロこの時点で予感のみで戦います。
そして伝説的なワンシーン。
・ガンダム大破
1年にも渡る度重なる戦闘を乗り越えてきた
機体「RX-78」、通称「ガンダム」大破。
力なく崩れ落ちていく機体が、
ただの機械とは思えないほどの喪失感を受けました。
主人公メカがこういう風に壊れる事も
以前のアニメではそんなに無かった気もします。
・アムロ、ニュータイプへの自覚?
先の予測的なガンダムの行動のセッティング。
ザビ家の頭領の位置を(なんとなく?だが)把握。
そしてシャアとの肉体での戦いが始まる。
・泥沼の戦いは続く
ハヤトのガンタンクも大破。
カイも孤軍奮闘しようとするもガンキャノン破壊。
Gファイターも不時着しセイラさんも機体から脱出。
・シャア対アムロ、肉弾戦
すでに憎しみ云々ではなく、因縁が深く交わりすぎて。
一度とことん殴り合いでもやっておかないと収まりがつかない二人。
・「ザビ家打倒など、もうついでの事」
当初の目的こそ自分の親の敵(かたき)を討つ事だったのかもしれませんが
戦いを進めるうちに人類の、ニュータイプの革新へと目的が変化していく。
そしてそれは後のエゥーゴへの参加、ネオジオンの戦いと繋がっていく。
・やはりザビ家は許せない
シャアの中では「どうでも良くなりかけつつあった」
ザビ家打倒ですが、言われてみればという事で、まあきっちりと。
「ガルマ、私のたむけだ、姉上と仲良く暮らすが良い」
ガルマをホワイトベースの攻撃に誘い込ませて、
結果的に手を掛けたシャアですが、
ガルマが散る直前のシャア自身の言葉のように、
ザビ家という間柄が無ければ本当に良い友人だったのかもしれません。
・「見えるよ、みんなが」
アムロ、ニュータイプの知覚によるクルーの把握、
そして呼びかけ。
セイラ、ブライト、ミライ、フラウ、カイ、ハヤト・・・
この辺は涙無しでは。
ちなみに漫画「クロスボーンガンダム」のエピソードで
アムロのクローン体が登場人物を助けるシーンがあるのですが、
これも心に残るシーンでした。
・ハヤト「ほっ、ホワイトベースが、ホワイトベースが・・・沈む・・・!」
登場人物たちにとって過ごしたのが青春時代だったり、
苦楽をともにして死線をくぐりぬけた
自分達の帰る場所「ホワイトベース」。
それが火の海の中に沈み行く・・・。
・ランチで脱出
アムロ一人だけ居ない
セイラ「人がそんなに便利になれるわけ・・・無い」
・アムロ、壊れたコア・ファイターで脱出
キッカ「そ、チョイ右」
レツ「そ、右」
カツ「はい、そこでまっすぐ」
誰かと会話するチビ三人組
そしてカウントダウン。
・ラストシーン
ランチでアムロを迎えるクルー
手を広げるミライ、セイラ、
さりげなくセイラを支えてあげるカイ
フラウとチビ三人組。ハヤト
アムロ「僕には帰れる場所があるんだ、こんな嬉しい事はない」
ア・バオアクーの爆発を背景に
脱出した残骸のコアファイターがどこかへ・・・。
10年単位での昔の作品でも
見れば見るほど面白いのは
非常に稀有な存在。
面白かったです。
改めてそう思う。
(と、同時に子供向けじゃないと思う)
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