注) |
正確には8月15日に起こったわけではなく、語呂や洒落で付けた名称ですが、
時期的にこの近辺がピークだったのでこの名称を付けました。 |
リ |
カヴィネとは?
りかちゃんのヴィネット。
(ヴィネットとは単なる人形単体[フィギュア]ではなく、
風景などの造詣もも盛り込み世界観をも膨らませたもの)
タカラの着替人形「リカちゃん」の販売5,000万体突破記念特別企画として、
8月から全国のセブン-イレブンと一部のミニストップなどで販売。
その前にワンダーフェスティバルで展示され、ネットでかなりの話題となる
話によると「大嶋 優木」のフィギュアを売るためにリカちゃんの
形式を利用したと一説がある。(真偽不明)
全国的には7月30日から販売が開始されたもよう。 |
そんな背景がありつつが店頭で一般発売された・・・
個人的見解や予測も含まれるが、有名日記サイトで
知り合いが集めているという日記が載ったのが切っ掛け。
(後日追記:・・・なのかもしれないと思ったが違うかも。
なんせ私が店頭で発見したのも、その記事を読んだのもほぼ同じぐらい。
しかし実際はその記事前の7月30日から発売開始していたそうなのだから。
当然、地域差もあるが。)
今まで二の足を踏んでいた方々までも一気に買いあさるようになった模様。
これはいわば防波堤ぎりぎりまで溢れ上がっていた状態だった物が、
ふとした切っ掛けが空から降ってきたような物だと考えられる。
次の日に行ったらもう影も形も無かった。
あればあったでどうでも良いのかもしれないが、
逆に無ければ欲しくなるのが人間という物です。
ある者はサイトで調べ、ある者はサイトで開き、
ある者は深夜にセブンイレブンを数件ハシゴし、
それでもあきらめきれず車を走らせる物が続出した。
ほぼ都市部は情報も集中するため壊滅的に在庫が一瞬のうちに消えた。
ただ私の場合、近郊でも見かけ、以前少量入荷していた所があり、
売れ行きが少なめだった所を記憶していて、
もう売れているだろうと思いつつ、念のため車を走らせた。
そこでまだ売られていない数点を見つけた。
(ちなみに私が見つけたのはミニストップでした。)
それ以降いろんなコンビニを立ち寄るが、一体も手にする事が出来なかった。
ミニストップ系列という事でデパート回りもしたが結果は出せず。
正直な所、私にはリカヴィネを全コンプリートをする機会は一度だけあった。
早朝、棚一面に並ばれていた(6×5個以上)物を初めて目にした時、
あまりにも可愛いが、あまりにもパッケージが恥ずかしくて仕方が無く、
レジに持って行く事すらH本以上に羞恥の極みに達しそうで購入するのは一時控えた。
この時「シャレで1体ぐらい買っておいてみるか」と大きく気を回せれば、
この後の展開が変わったかもしれない。よしんばその後すぐに買いに足を運べば
事態も変わったであろう。
(この時に買っておけば!)
※それ以来、なるべく即座に脊髄反射のように購入する事を検討するようになった。
なんせ書籍以上に再販の確率が少ないのだから。
その月を記事にしたその系統の雑誌では
「この夏一番の熱いマストバイアイテム」と
表記する雑誌まで現れた。
あるサイトではゴスロリ風にペイントした物が売られ、
あるサイトではルアーに使用するサイトまで公開された。
この時生まれた言葉として、リカヴィネを「購入する」という言い方をするのではなく、
「保護する」
(まるで迷子の子を助け出すように)なんて言葉まで生まれた。
使用法としては
「○○のコンビニでリカヴィネを○体保護しました!」なんて感じだ。
まあこういうケースがあった事を踏まえるとメーカー側は大量に作ると思うが、
まだヴィネット市場が海千山千の状態も否めないため(ある集中した固定客層のみ、
素人目にだが販売側に取ってこれはリスクが大きい場合があるのかもしれない、
大きい一般層に売れないからである)と思いつつ、それ以上の買い占めを行うような
事態を招く可能性もある。(なんせリカヴィネのケースの場合一人で何十もの買い占めを
行う人もいたからだ)
これがこの夏に起きた「8.15リカヴィネ事変」の一部であり、
私の視点から見た事柄の1側面である。
祭りは終わった。
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一つの歴史は終わり、
また一つの歴史が生まれる・・・ |
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事変は終わった。
しかし新たな事変が起こりつつある。
「週刊 私のお兄ちゃん 」
http://www.mediaworks.co.jp/topics/mybrother/mybrother.html
これはディア○スティーニとかのようなコンセプトで、
毎週毎週小学校に通う女の子をイラストやらフィギュア等をお届けするという、
正直週刊とか関係ないじゃないかというものだ。
フィギュア原型師にリカヴィネで更に一躍名を馳せた「大嶋優木」、
イラストやコミックの出筆に「YUG」「結城心一」「ばらスィー」「田中久仁彦」
※いまいち詳しくないのでなんですが、かなりすごい出筆陣だそうです。
そして企画・構成によつばスタジオ。
果てしなく危険な匂いが発売前というのに漂っている。
「世も末ですね」という自虐的なコピーとともに
世間に予約公開がされ、その日を数え出した。
この本の第1弾の発売日は2004年1月17日
あと日発売中です 。
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