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将棋は色んな楽しさが詰まっています、と言う一局 <番外戦>(12.10.16)

将棋をン十年ぶりに見始めたyasakaです。(挨拶)
上手くないけど将棋は楽しいです。

ただ将棋の楽しさには色々あるのですが
その中の一つに「独特な個性」を持った方々が起こす行動が

実はありますw

そんな将棋の?魅力を紹介しようと思います。

(真面目に指してる方、怒らないでw 怒らないでw)









5月27日(日)の対局
1回戦第8局
先手中田宏樹八段 対 瀬川晶司四段

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の一戦です。

司会は矢内理絵子女流四段(やうたん)。

そして!

この局の解説は

豊川七段!



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※この時点で将棋を「知っている」方はもう出落ちのような状態です。
私はこの時点では「知りません」でした。

で、
どう、すごいのか?


先を進めましょう。

序盤は横歩取りの展開。

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手を進めて行く中で棋士の紹介にさしかかります。

矢内「(中田八段と)交流もおありだと思うんですけど、どんなお人柄なんですか?」
豊川「えーっとね、無口な人が将棋指しってかもその中でも群を抜いて寡黙っていうんですか」
豊川「普段と将棋を指している時がまったく変わらない?」
豊川「居るんだか居ないんだかわかん無いというか、いやまあそれ半分冗談なんですけどw」

フランクだwフランクすぎるw

そして瀬川四段にも一通り将棋感を聞いた後・・・

矢内「(将棋はそんな感じで)お人柄はどうですか?」
「瀬川さんもねぇ、彼も結構しゃべらないけれど結構ギャグを飛ばす
矢内「そうなんですかw、ありがとうございますw貴重な情報をw


・・・さあ今回は違う意味でたのしそうだぞーw (^-^)/


インタビューでは穏やかに今回の一局にかける思いを答えた中田八段。
豊川「控えめというかあの姿のままが中田八段

矢内「あまり大きな事は言わない・・・感じなんですか?」

豊川「結果が全てですから、盤上で見てくれって感じですよねー」

そして次に瀬川四段のインタビュー
前回、前々回と負けているので頑張るという内容の
穏やかなインタビューでした。

それに対し、
豊川「うーん、いや、これ、三度目の正直を狙っているというか、NHKで三回負けちゃうとねー、かなり辛い物がありますからね
矢内「それぐらい影響力が」
豊川「いやーもう影響力ですよw」



将棋をはじめとするテーブルゲームの印象は
穏やかな戦いという印象が高いと思われがちですが、

今回はテンション高いw
プロレスとかハチワンダイバー的なバトル様相が

さあ盛り上がってまいりましたw




対局スタート
序盤横歩取りな展開に対し、後手瀬川四段は八4飛車型。

横歩取りも同じ物ではなく、少しづつ手を加えて打たれています。


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豊川「これが最新系ですね」
矢内「ちょっとづつ工夫が加えられて・・・」
豊川「そうですそうです!今、最もナウい横歩取りの形ですね」
矢内「はいw・・・はい」
やうさん失笑

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(やうたん拡大、なんだか楽しそうw)



ここで今までの対戦成績の紹介。
今回が初手合いとなっています。
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矢内「これから対戦数も徐々に増えていくのでしょうかね」
豊川「まあ二人の・・・白星次第ですよね」

いやw、そうですけどそうなんですけどw






その後も将棋以外の情報が続々とw

中田八段のクールなポーカーフェイスな指し回しに

豊川「ご飯食べるときも、こういう顔(表情)ですからね
中田食べってモノマネが流行しましたからね
ええ、味も素っ気もない」

どこまでがギャグなんだろうか・・・











盤上の解説はどんどん進みます。

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矢内「先ほど角取った瞬間王手で金が取れる・・・
豊川「あ、あ居た!(大声)
豊川「あ、すいません、マイク壊れちゃったかもしれないですけどw」
豊川「これゲームセットじゃないですか」
豊川「これだめですよ、すいません
矢内さん言ってくださいよw」

え?読み抜け?

豊川「二度とこの会場に来れなくなっちゃう」



豊川「あれれ、どうするんですかねw」
今度は読み抜けが無いように進める・・・

実は先ほど
横歩取りが好きではないらしく、あまり勉強してない発言が。

つまり
横歩取り展開で横歩取りを勉強してない棋士がw


局面は進み、引き離れていた持ち時間の差が5分同士に。

矢内「時間が追いつきました」
豊川「五対五になりましたね」
もうなんだか。

何気ない発言がもう面白く聞こえるw

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局面は後手優勢な気配。
豊川「クイズプロ棋士が見たら、100人とも後手持ちたいと思いますよ」


その後先手が一6歩で我慢。

解説で香を指しつつ
豊川「これから熱い夏ですよー
田楽ですよ田楽ー
※香の田楽刺し

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ちなみに、
豊川七段はそんな事を色々いいつつも、
中田さんは尊敬する先輩の一人だそうです。
(フォロー)






後手玉陣を手でぐるぐるぐるぐる指し示しながら
豊川「いい形でしょ
寄せつく感じがしない」

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せっかくなのでgifアニメにしましたw
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追記'12.10/16
Blog時では容量制限のために縮小した物を載せましたが
せっかくのHPなので当初掲載予定の物を追加しました。
制限がないって、いいですねw



この後も素晴らしい発言が繰り広げられます。




・(将棋の強さの表現で
「羽生さんが一番スパイスが効いている」


・(中田さんの昔にエピソードの際)「修行時代よくね、クールな方、デビル中田なんて呼ばれていた」

局面も進むも後手優勢

豊川「ぎゃー・・・、これは筋悪いですねえ

豊川「善悪は別にして硬い手」



しかし!
後手が右端からの攻めにより
かなりの優勢を保っていた所、
先手が隙を見逃さず五5桂
先手一気に優勢に!


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後手が2筋を攻めている時に
一気に差が縮まってしまう・・・

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豊川「瀬川さんが一筋にある攻めゴマ、
ダンゴになっているダンゴムシを捌けるかどうか・・・」



そんな戦いがありつつ、
終局!

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デビル中田勝利w




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(終局直後の二人)

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そんな二人にねぎらいの言葉
豊川「お疲れマンモスー」
一同(失笑)

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・・・熱戦だったから、肩の力を抜いてもらうためのユーモアなのかもしれませんがw
やうたんデビルさんもなんだかにこやかにw

今回は解説が神回でしたw


面白かったですw
見ている分には面白いのですが
後で怒られそうなドキドキ感もありますがw

それでもまたこの解説見たいw

いかがでしたでしょうか、将棋の世界って奥が深いですよねw

それでもまあ、レジェンド加藤一二三九段とか
米長永世棋聖なのですがw

そういう意味でも将棋は面白いですよ(えーw



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[関連]
NHK杯テレビ将棋トーナメント|NHK囲碁と将棋

※12.9/30現在、この時の棋譜も見られます。
http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/kifu/sgs.cgi?d=20120527





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