index >> 雑記徒然 >> column + etc >> 「なぜ貴方は命を賭けて戦うのか」

「なぜ貴方は命を賭けて戦うのか」 ('02.12.9)

最初に言っておきますが「本格格闘」とか「グラップラー刃牙」とか
そういうものとは全く方向性が違うネタなので。
念のため。 まぁ私がバイトしていた時の話です。 その職場には
「オタクな私」とか「元オタクな家庭を持ったお父さん」とか
「自称:腐女子」な方々が何の因果かシフト的に固まって働く事になりました。

普通バイトともなればいろんな方々が集まるので、
趣味思考が同じように重なる事などそうそう無いはずなのに。

素晴らしい環境です。(^_^)


その職場は金銭面で経営側に色々あったものの、
共に働く人達とは大変感慨深く楽しかったです。

たまに休憩中に話す会話でも
「秘宝館がさ」
「ガンダムをファーストと呼ぶのがちょっと許せん」
「あのコスプレがしたい」

と、非常に内容的にも他では得難いものなので、非常に有意義な環境だったといえるでしょう。


そういう会話の最中
なんで小学生とかああまでも「命を賭けてデュエル」したり
「命を賭けてベイブレード」したり、「命を賭けて"ゲットだぜ"」と力をみなぎらせて吼えるのか?
という話題になりました。まあ漫画とかの話なんですけどね。

ただ彼らの見る漫画の主人公達はゲームでも気軽に遊んでいるのではなく、
時には己のプライドをかけて、時には仲間のを守る為
文字どうり「身を削り、流血しながら斗う」わけです。

その主人公の真摯な姿を目の当たりにし、
実際にも「熱血しながら」とか「叫びながら」
子供を持つのお父さんの立場から、
まあいわゆる「なんでこう"普通"に遊べないのか」と言うわけです。

ごもっともな意見です。

とはいえ、 まあでも私の時代でも
「命を賭けてチョロQとか「命を賭けてラジコンとか
「命を賭けてプラモデルを作ったり、プラモデルで戦ったり」
様々な闘争(笑)があったわけですよ。
そう言えば「命を賭けてファミコンもありましたね。アニメの世界でも
「命を賭けていたいけな何の知識もない少年が、
モビルスーツとかのロボットに乗り込み、仲間のために戦う」
事が多かったです。

それにしてもなんで「正規の大人の熟練パイロット」が戦わないのか?

※これを「ベタ」と言うのか「王道」と言うかは
人によって違いますし長くなるので割愛します。


もっとも「命を賭けてファミコン」の前に、
ドット絵時代に「命を賭けて(アーケード)ゲーム」をする、
電撃+炎+ヨガ使いの出っ歯の少年も居ました。
当時小学生の私は鼻息も荒くして読みふけったものです。
(書いていて思い出したのですが、久しぶりに読みたい)

リアルタイムで遊ばなかったので分りませんが
「命を賭けてミニ四駆「命を賭けてドッジボールとかも
あったそうです。

Q:なぜ貴方は命を賭けて戦うのか
A:そういうものなんです。

「努力・友情・勝利」なんてキャッチフレーズ出されたら、
少年の身では、もう身悶えするほどかっこいいじゃァないですか。
そのためには身を削り命を賭けて、血を吹き上げながらリングに舞う事など小さな事です。
ゲームのために小宇宙をを燃やす事も多分造作ないことです。
いたしかたない事なんです。
カッコよくなりましょうよ、みんなで。

遊ぶデバイスやデジタル・アナログの違いがあるとはいえ
古今東西小学生男子の思考や嗜好や至高。
変わらないんですか?
変わっていないんですね。
多分変わりませんこれからも。


見てもいないしさすがに良く分らないのですが、
今の小学生は「命を賭けてハム太郎・激ラブ」とかやっているのでしょうか?
もうここまで行くと書いていてもよく分らないですね。


最後にもう一度
Q:なぜ貴方は命を賭けて戦うのか
A:そういうものなんです




<< back

PYROMANIA(雑記系サイト) / 管理人:yasaka