ガンダム展とは?
いわゆる「ファーストガンダム」と呼ばれる「機動戦士ガンダム」をテーマにした展覧会。
当初は東京で開催され、各地の美術館で順次開催されました。 愛知では高浜「かわら美術館」
で行われました。
<当時のBlogに加筆修正>
続々々・ガンダム展に行ってきました。 <巨大セイラさん・・・のみでは無い>
2006 / 06 / 17 ( Sat )
(続き)
展示会場を3Fに移動し、
「フラナガン機関」をイメージした展示がありました。
ちなみに制作は八谷和彦。
実際にフラナガン期間があるとしてその機関の紹介レポートや
ニュータイプチェック(一次チェック)ができる実際に体験できる物があったりと
なかなか面白いです。
実はこのニュータイプチェックは「土・日・祝」に行くと
二次審査という物を一次チェックを通過した人は
体験できるらしいです。
興味のある方は休日を狙っていかれるとより楽しいかも。
次の部屋にはいろいろ話に出てきた
「あの」巨大セイラさんが!。
写真が取れないのは残念ですが
ド迫力で気持ち悪いほどの誇張が実に恐い。
(実はデザイナーさんのセンスでコックピットまで
付けられていたりします)
製作の方法から内側から指で押すように作っているそうで、
間近で見ると判りますが、全てが指の跡と指で
押し込んだために指で作られているようなつくりになっています。
指という単位が細胞のようにくっ付いて
造られているようなオブジェなので、
失礼ながら人によっては非常に気持ちが悪く感じてしまいそうな造形です。
ですが一見の価値あり。
他のオブジェでジオングヘッド風の大型筆とか
ドムのジャイアントバズ風大型筆とかジオンの紋の石印とか
ちょっと欲しくなるような物もあるのでなかなか面白い物が揃っています。
売店ではおなじみアイテムのTシャツとかから
「1/16のコアファイター」(完全受注生産で
30万以上)とか売っていました。
(ちょっと割高)
一通り回った感想は
「面白かったですが、若干不満が残る」
という感じでした。
・色んな作品はありますが、見て回るだけで満足できるほどの
量があるかというとそうとは言いづらい。
・写真撮影が不可というのはなんとなくわかります。
私も見ているときに所構わずはしゃがれたり
パシャパシャ撮影して回るマナーの知らない人が
走り回ると不快感を覚えます。
ですが売店すら写真撮影不可はちょっと・・・。
アミューズメントパークではないのだから
「そういうもの」なのかもしれませんが、
見て回るだけではなく触って体感してという
色んな感覚でガンダムを味わえる満足度があるかというと
そこまでは無いと思います。
そういう意味で「交通費」「時間」「入館料」を
払って見に来るのには少し物足りない気がする。
・お土産もなんとなく割高だったりします。
今回パンフ的なものが欲しかったので
図冊(3,000円程度)を買ったのですが
半値程度の記念品的な冊子があってもいいと思います。
じゃあ不満ばかりなのかというとそうでもありません。
1/1コアファイターとか巨大セイラさんとかの巨大オブジェは
間近で見ることでしか味わえない面白さもあります。
個人的にはア・バオア・クーを文字で表現したイラストが
和風かつ単純で味わい深くて良かったです。
人によって「面白くない」「良かった」「物足りない」と
様々意見が出そうですが、ガンダム好きな方で
アナウンス付1,500円なら「まあ」悪くないかも。
お土産、冊子と飴。(箱は小物入れで使おうかなと)
富野監督の作品だけでも撮影できてよかった。
蛇足:
満足感が足りないのは問題。
手ごろな値段で充実感という物が無い。
例えば、
限定ガンプラが売っていましたが、
内容はHGUC辺りのガンダム(RX78)が
クリアパーツのスケルトン仕様キット。
(パッケージはガンダム展仕様)
購買欲を動かすにはなんだか微妙。
あと、こちらの美術館の施設的問題で
一般的駐車場がちょっと判り難い。
一般駐車場が隣接しておらず、
一度一般道から出て回らないと入れれないのは
初めて来訪する人にはなかなか面倒。
(初めての来訪者には細かい道なんか分かりません) |
続々・ガンダム展に行ってきました。 <ジャンル多種多様>
2006 / 06 / 17 ( Sat )
(続き、以降はちょっと記憶を
手繰り寄せながらなので展示順などはうろ覚えです。)
今回の展示品は平面的なイラストや写真、
立体的な造形と様々ありました。
展示が2階に移動し、
和風な物では壁一面に赤っぽい染料で筆で書いた抽象的なものや
日本画のガンダムという事で刺青ペイントしてるガンダムや
ア・バオア・クーの輪郭や起伏が文字で描かれている物とか
戦争がとしてザクが何百何千もの群集のような集団で戦う図。
写真では髑髏が並ぶ中で
エロチックなマチルダさんをイメージさせた
死と性を混在させた写真。
立体物では劇中の「爆発」や「ニュータイプの光」を
造形にした物から、ビニールの壁で外界と遮断させて空気と光を分け、
生態系を確立させたコロニーの生態系をイメージした物など様々。
ガンダムの原作になるべく沿う物ばかりではなく
作家が様々なモビルスーツを組み合わせた絵を書いたり
(あの羽生生純も描いてます)、
「自分の彼女をガンダム好きのさせようとアッガイのレーベルの
絵を飾って・・・」というシチューエーションの写真、
見る角度で立体的に変わったり、
ガンダムのパーツを頭とか腰といった
部分部分に分けてイラストにしたもの、
・・・と、なかなか一概に言えません。
それでもすべてがガンダムの世界観で
共通されているというのはちょっと面白いかも。
(続く) |
続・ガンダム展に行ってきました。 <いざ観賞へ>
2006 / 06 / 17 ( Sat )
写真を撮れないのはちょっと残念ですが、
いたる所でフラッシュたかれたり、
わいわい騒がれたりすると観賞どころでもないので
まあ仕方ないのかも。
まず始めに展示されているのが富野監督制作の造形。
嬉しいのが唯一撮影できる作品であり、
それが「富野監督」の作品という事。
粋な計らいを感じました。
その次の展示は「アムロの部屋」
ホワイトベースのアムロの部屋でモニターとベッドぐらいしかありません。
実に簡素で面白味に欠けるなとも思いましたが、
逆にそれははきちんと原作に忠実という気もします。
(ちなみに部屋の映像でアムロと同世代の少年(15歳)の映像を
ぱらぱらと流してありましたが、抽象過ぎてどんな意図かが・・・)
次の部屋は「1/1コアファイター」
部屋は暗く、壁一面にはアムロのイメージしている
映像が立体的に流れていて、
大破しているコアファイターが漂う宇宙空間と、
ガンダムのエンディング以後を想起させます。
(続く) |
ガンダム展に行ってきました。 <到着・受付>
2006 / 06 / 16 ( Fri )
先の記事でも書きましたが、
ガンダム展に行ってきました。
060616gan002.jpg
場所は「高浜市やきものの里かわら美術館」
http://www.kawara-museum.takahama.aichi.jp/
普段は焼き物の展示をしているそうですが、
ガンダム展のために全フロア(1F〜3F)をガンダム展用に
展示を行なったそうです。
平日で利用者もがらがらかと思いきや
まばらに人も居て集団で来ている方も。
まず入館して受付。
入場料1,000なのですが、ここで料金を500円払うと
「音声ガイド端末」という物を借りる事が出来ます。
これは展示してある作品の番号を押すと作品解説をしてくれるもので、
その解説はこのガンダム展企画者の方のみならず、
アムロ役「古谷徹」シャア役「池田秀一」のおなじみライバルコンビの
二人がやってくれるという代物。
せっかく来た以上これは借りない手は無いでしょ。
で、料金を払ってすぐ後ろに音声端末を借りる場所があるので
説明を聞く。
ヘッドフォンにでかい携帯・・・と言うよりトランシーバー並のでかさ。
使い方は基本的に聞きたい作品アナウンスの数字と音量調整のみ。
ここで悲しいお知らせが。
受付で聞いたのだがある1作品以外全て撮影不可。
そりゃないぜ、セニョール。
せっかくこの日の為にバッテリーもメモリカードも用意したのにしたのに。
(続く) |
ガンダム展行って来ました
2006 / 06 / 16 ( Fri )
なかなか面白かったですが、
少々不満も残るかと
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愛知県高浜市にてガンダム展開始 <6/10から>
2006 / 06 / 03 ( Sat )
ここ[さざなみ壊変]
せっかく愛知で開催されるので
行ってこようかなと思います。
巨大セイラさんはさぞかし恐いんだろうなぁ・・・w |
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