寄生獣[岩明均]
人類エンターティメント
途中からみた時は何かピンクの生き物がしゃべっていて
「チープなSFマンガかな」と思っていたのですが
そのストーリーを追っていくにつれ引き込まれていきました。
ストーリーは「新一」という高校生に、
どういう経緯からか発生した寄生生物に寄生され、
それにより起こる異常事件などにまきこまれていくというものですが、
寄生された事により、いわゆる「普通の人」だった新一が、
人とは違う視点やそれにより移り変わっていく日々に
苦悩しながら葛藤し生きていく姿が心を動かします。
「人類とは？生命とは？家族とは？」
近年そういった「大切なもの」と概念的にただ教えられてきたものが、
省かれたような無機質な殺人が平然と存在しつつある中で、
もう一度それを考えさせられる作品です。
／01.3.2
噂/漫画の連載から数ヶ月ほど映画の「ターミネーター2」が上映されたのですが、
ある関西の映画館で「キセイジュウのまねだ」という声があがったとかあがらなかったとか。
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