X-MEN2
上映時間:2時間59分
ミュータントの世界
監督:ブライアン・シンガー
イアン・マッケラン |
連日のリローテッド攻勢とでも言うべき広告でイマイチ評価や印象が薄いのが少しかわいそう。
なかなか悪くない内容だと思います。
部分部分に出てくる「ウエポンX計画」も上手くカットインされているし、原作を知らない人でも結構すんなり楽しめると思う。
少し後半が間延びしてだらけた感じになったのが少し辛い。
極、私的感想でマグニートがかっこ良すぎ。
シブイ。
牢獄で3粒の鉄球を手に入れた途端、
優位を確立させ脱出するシーンはファンになりそうだ。
数少ない個人意見的セリフの「痴話げんかにはうんぬん」とかも洒落ている。
ストーリーでも元々思想的にも権力うんぬんの立場ではなく、
ミュータント種族の地位の確立から行動しているわけだし。
ロード・オブ・ザ・リングのガンダルフ役もがんばって欲しいです。
それにしても、話の流れでもう第三作目が作られそうな作りなのが気になります。
マグニートー役のイアン・マッケランはロード・オブ・ザ・リングでもガンダルフ役で思慮深く渋い演技を見せています。
コミックの方を知っているとより一層楽しめると思いますが、
私が元々ゲーム好きでその挌ゲーを楽しんでいた
(※出てくるキャラ:ウルヴァリン・サイクロップス・ストーム・アイスマン・コロッサス・ローグ・マグニート・オメガレッド・ガンビット・・・カプコン系の格ゲー好きならお馴染みのメンツです。)
コミックやゲームだとウルヴァリンやサイクロップスだと奇抜なコスチュームに身を包んで戦っているのですが、劇中のセリフである「そのかっこ悪いヘルメットは何?」というやり取りは苦笑物です。
コミックだと最初はえらいカッコだったりするとしても読み進めていくと結構慣れてしまうものです。それがいざ実写版になるとすごいギャップです。特に日本人の私としてはアメリカ人のセンスとかなり違うので劇中のファッションが世の中のセンスとほぼ平行線上にあることはいいことだと思います。
全体的に面白かったのですが若干面白さにダレがでてきた気がします。
まあ、あまりストーリーと関係ないですがX-MENCARと呼ばれるサイクロップス所有の車が出てきます。これはMAZDAのRX-8で監督が実際に出てくる車は映画専用の特別仕様車で作られていて見た目が例えばホイールが「X」の形である十字に変わっていたりとしています。 |