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マーズ・アタック

60年代的宇宙人物

マーズ・アタック(DVD)

鬼才ティムバートンの傑作、傑作です。(奇才でもいいかも)

※鬼才、巨匠の分別は特に誰が決めたということではないですが
作品の学術性とかで呼ばれる事が多いです。
感動作や考えさせられるものを排出しているのは巨匠。
B級アクション、パロディでトリッキーなものが多い監督の場合は鬼才という感じ。


ストーリーは「火星人がやってきた」以上。

単純明快。
60年代のベタなアメリカンコントをみているような
ノリです。
※ティムバートン監督自身も少年時代に見た、
そういう物を狙って製作したそうです。


近年の他の宇宙人物の映画を挙げてみると

*インディペンデンス・デイ(宇宙人が攻めてきた!地球独立をかけて戦争だ!)
*MIB(宇宙人の秘密を守れ、地球を守れ)
*トータル・リコール(俺の記憶は改ざんされている!?)
*フィフス・エレメント(もう地球は宇宙人と仲良しさ。若干、宇宙人の存在意味合いが違うか?)
*エイリアン&プレデター(エサにされてたまるか)

※一応「アビス」もそれっぽい。(ラストに他の生命体とコンタクトを取れるというもの)
 古めの映画で「エクスプローラー」というのもあって
 地球の少年達が宇宙の少年とコンタクトするという作品もあります。
 竹取物語(これも宇宙人物?だって月に帰るから?ルナリアンなんだって)

他にも「スターウォーズ」「スーパーマン」と数を挙げればきりがないですが
コミカルなものはあるものの大半がシリアス・アクション
これらのものとは全く違った
コミカルでただシンプルに楽しむつくりになっているのが魅力です


じつは配役も結構豪華な顔ぶれで

■ジャック・ニコルソン(バットマンでも同監督の作品にでているのでこれが二度目)
■ピアーズ・ブロズナン(五代目ジェームスボンド)
■ダニー・デビート(ツインズでの知名度が高そうな気もしますが、同監督のバットマンリターンズで「ペンギン」役)
今は闘病中のマイケルJフォックスもチョイ役ででています。

核好きな典型的軍人
冷静にひねた娘


火星人が化けた地球人がいる。
スタイルは良いけど・・・
いくらなんでも頭が不自然だろう?
気付かなかったのだろうか?

それを気付かない地球人も結構
アホな気も・・・

作中の火星人は
科学技術はすごく進歩していると思うが
結構頭が悪い気がする。

ただ作中の火星人はこう思っているでしょう。

地球人は言葉だけ表面上の「友好姿勢」ですぐにひょいひょい
無防備で姿をあらわす。
テープを流しながら攻撃すればばっちりさ


サンプリングした地球人のレベルに合わせたんだろうか?

レベルの低い宇宙人と手を組んだ所でたかが知れている

ティム・バートン代表作:バットマン、バットマンリターンズ、シザーハンズ、ビートルジュース




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