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  デスノート前編  

本編:93分

月vsL

監督:金子修介

夜神月/藤原竜也
L・竜崎/松山ケンイチ
リューク(声)/中村獅童

南空ナオミ/瀬戸朝香
秋野詩織/香椎由宇
FBI捜査官レイ/細川茂樹

弥海砂/戸田絵梨香
ワタリ/藤村俊二
夜神総一郎/鹿賀丈史

原作「DEATH NOTE」大場つぐみ/小畑健

(当時のBlogを加筆・修正)

デスノートを観に行きました。<感想、ネタバレあり>
2006 / 06 / 19 ( Mon )


実写版「デスノート」を観に行きました。

ストーリーなどに若干原作と違う所がありますが、
こちらはこちらで面白かったです。

本作は原作でいうなら
1〜3巻目辺りまでのストーリーに
新プロットを組み込んだものになっています。

原作自身も面白いですが、
映画版はある程度映画用に改編してあるので
原作を知らなくても十分楽しめます。
また、原作を知っていれば
その違いがなかなか興味深いと思います。

デスノートという大ヒットの原作に目を奪われがちですが、
役者さんの演技も非常に原作のイメージを壊さない良い演技だと思います。

エンドテロップ後に告知がありましたが、
後編は11月公開で
後編タイトルは解禁「デスノート the Last name」。

(以下公式サイトより)
>>“L”には月(Light)、L、Lastという意味が込められています!

本作の進展スピードだと前後編合わせて
L」までの最終バトルまで(第二部までに届かない)だと思いますが、
そうなると原作と違う結末になるわけで、
どんな結末が待っているか
非常に楽しみです。


■映画を見て改めてきづいた事
・日本人に「月」と書いて「ライト」と呼ぶ親ってどうだろ。
漫画のふきだし文字と実際の音声で聞くのとでは隔世の感がありますよ。

・レイ役が細川茂樹
出ているのは知っていたが思、わず「響鬼さん」と思ってしまう。
響鬼さんなら戦ってくださいとか

・L役のビジュアルが非常に原作に忠実・・・目の下のくまが非常に不健康そう(笑)。

・リュークの声とCGも違和感無し。
従来のいわゆる「CGCGしている」雰囲気で無いので
実際の風景と混在してもあまり気になりません

鹿賀丈史のお父さん役は悪くないのですが、
なんだか若々しいのでもっとロマンスグレー風な方がはまり役かなと。
ワタリは適役・・・と言うより反則と思えるほどの雰囲気のはまり具合。

(ネタバレとか含んだ感想は続きを読むの方に)
■大まかな違い
・月はすでに大学生になっている。
・恋人の存在(映画版新キャラ「秋野詩織」)
・原作でチョイ役だった渋井丸拓男が大きくストーリーに係わっている
・ワタリは最初から顔を晒している。
・映画版クライマックスシーンに美術館でナオミと月との直接対決が加わっている。
・Lとの対峙が美術館で事件が一段楽した後。
・リュークの忠告「デスノートを使った人間が天国や地獄に・・・」のセリフは無い
・死神世界の描写はほとんど無い
・月の異常な細かさの描写が若干省略
(例:デスノートを隠す為の日記帳のカモフラージュ、
携帯テレビを惜しげも無く捨てる、等)

・月の性格の違い。
これは結構大きいと思う。
漫画スタート時はまだまだ「理想に夢見た若者という状態でのスタート」だったが、
映画版ではすでに現実に厭世をもたげている状態。

※細かい部分、例えば
・Lの言動(例えば夜神総一郎との初対面の時携帯の電源を切るように指示する部分)
・月がH本を見るようなシーンのカット
・リュークが隠してあるカメラを探したり伝える部分
・「レイ・ペンパー」の名前の違い

・・・などは細かすぎるのできりが無いので割愛。


竜崎が最後にポテトチップスを食べているシーンがある。
竜崎がお菓子を食べるのは甘い物を摂取して
糖分を取るイメージがあるのですが、
それがポテトチップスのような塩気の味(味はコンソメか)を
口にしているのはなんだか違和感が。

もしそれが、Lが月のトリックを見破ったぞという主張だったら
食べているポテトチップスの包みからテレビなりペンなりが出てこなければ
意味合いとして今いち弱い。



映画「デスノ」観に来ました
2006 / 06 / 19 ( Mon )

ただいま上映館内にて。
映画館で軽食食べつつ。
思う以上にでかくて
油断した。

平日の割りに人数はちらほら。



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